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勉強中、または仕事の休憩時間に、あなたが飲むのコーヒー?それとも緑茶 ?

大多数の方が、コーヒーを選ぶのではないでしょうか ?

でも、実は集中力を高め、仕事のパフォーマンスを上げてくれる飲み物は 緑茶 なのかもしれませんよ。

 

その効果は高級茶葉に多く含まれるリラックス成分 「 テアニン 」  が大きく関係していましす。今回は 「 コーヒーばかりでなく、たまにはお茶にしてみるかな。 」 そんなお話です。

緑茶に含まれるテアニンって?

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テアニンは旨み成分グルタミン酸に似た構造をしたアミノ酸の一種。お茶の根で作られる成分です。根で作られたテアニンはその後、葉に移動、光合成により渋み成分であるカテキンに変化します。

高級茶葉は、渋みが少なく、甘み、旨みが強いのが特徴ですが、これは茶葉への日光を遮って育てるため、旨み成分のテアニンが渋み成分カテキンに変化することを抑えるため甘み、旨みの強いお茶になるのです。

テアニンの効能

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テアニンはリラックス成分としてサプリメントとしても人気ですが、主に以下の3つの効果があります。

テアニンの効果1. 集中力向上

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テアニンはイライラや不安感といったβ波を減少させ、リラックス時の脳波である α派 を増幅させます。

プロスポーツ選手がここ一番でも大きな結果を残せるのはα派が大きく、心が安定しているから。つまり、心がリラックスしていないと、ハイパフォーマンスは期待できないのです。

 

テアニンによる集中力向上を確かめる実験では、テアニン300mgが入ったドリンクを飲んだ被験者には 19人中19人に有効性 が確認できたと言われています。

 

勉強中や、細かな作業中、プレゼン前には集中力を高めることが必要ですよね。昔からお茶を飲むと 「 ほっ 」 とすると言いますよね。不安感やイライラで心が安定しないときはお茶の効果でリラックスしてみましょう。

テアニンの効果2. リラックス効果

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テアニンには先ほどのα派の増幅効果に加え、セロトニンや、ドーパミンの分泌を促します。

セロトニンは別名、 幸せホルモン とも呼ばれ、興奮物質ノルアドレナリンなどの過剰分泌を抑え、精神の安定に強く関わる脳内物質。

毎日を穏やかに、また仕事では感情に流されて誤った判断を下さないためにも重要な物質だと言えるでしょう。

テアニンの効果3. 睡眠の質の向上

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太陽化学研究所と国立精神・研究センター精神保健研究所の共同研究においてテアニンの睡眠の質向上効果が実際に確認されています。

 

主な効果としては 「 入眠がスムーズになる 」 。また、睡眠中に目が覚めてしまう 「 中途覚醒の減少 」 といったものがあり、 テアニンには 睡眠満足度を高める 効果がある ことが確認されました。

 

この研究では、交感神経(覚醒時の神経)を抑制し、副交感神経(睡眠時や、リラックス時の神経)を高める作用も確認が取れていることに加え、末端の滞った血流の流れを改善し、冷え性の改善の有効性も確認しています。

 

テアニンの有効性である 「 リラックス効果 」 「 副交感神経を優位にする 」 「 血流の改善 」 の3つは、安眠においての最も重要な3大キーワード。ぜひ、安眠サプリを選ぶ際には、テアニン配合も確認してみたいですね。

 参考:お茶のアミノ酸「テアニン」自律神経系への効果(冷え性改善)を確認

緑茶(カテキン)の効能

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お茶にはこれまで挙げてきたテアニンによる仕事効率の向上効果が十分に期待できますが、もっと一般的なお茶の有効成分といえば渋み成分 カテキン ですよね。

カテキンも健康において非常に有効な成分です。次はカテキンの効果を紹介していきましょう。

カテキンにおける主な効果は以下の3点です。

 

  1.  がん予防効果
  2.  生活習慣病の予防効果
  3.  口臭予防効果

 

それでは1つずつ紹介していきます。

カテキンの効果1. がん予防効果

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ガンは自らの栄養分を確保するため新たな血管をつくるのです、カテキンにはこうした血管が作られること(新生)を防ぐ働きがあると言われています。

静岡はお茶の生産量が全国1位として有名ですが、同時にがん死亡率は全国平均よりも20%低いこともわかっています。

このことから、いかにお茶がガン予防に有効かということが分かっていただけるかと思います。

1日10杯緑茶を飲む人は3倍以下に比べて発ガン年齢が遅く、平均寿命が長いことが研究で報告されています。

カテキンの効果2. 生活習慣病予防

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緑茶に含まれる渋み成分カテキンは赤ワインでも有名なポリフェノールの一種。

緑茶に含まれるカテキンはポリフェノールの中でも特に 優れた抗酸化力 で知られており、ビタミンEであれば10倍、そしてビタミンCであればなんと、80倍の抗酸化力を誇ります。こうした強力な抗酸化力は 品質維持剤 としても利用されるほど。

他には「(1) 中性脂肪の上昇を抑える 」 「(2) 血糖値の上昇を防ぐ 」 「(3) 血圧の降下させる 」などのうれしい効果も。

健康のケアは早いうちから始めたいものですよね。是非、お茶を習慣的に摂取するようにして、体の老化(酸化)を遅らせたいものですね。

カテキンの効果3. 口臭予防

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お茶には強い殺菌効果があり、むし歯の予防、食中毒・ウィルス感染予防、口臭予防に役立ちます。

会社ではお茶よりもコーヒーを飲むことが多くないですか ? でもコーヒーは飲んだあと口臭が気になりやすいものです。

しかし、お茶であれば 口臭予防 が可能です。

お茶はコーヒーよりも覚醒作用が高いので、まさに一石二鳥 !?

テアニン摂りすぎると副作用がある?

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テアニンの1日の 目安摂取量 は特に設けられていません。

これは安全性の高さからなのでしょう。現在まで重大な副作用は報告されておらず、サプリメントで摂取する場合であればメーカーの表示通り服用していれば問題ありません。

しかし、過剰摂取した場合には 下痢不安感イライラ 胸焼け  といった症状が現れることも。

過剰摂取させしなければ、特に問題はありません。

お茶の飲み過ぎに注意

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緑茶に含まれるリラックス成分テアニンは睡眠の質を向上させます。しかし、お茶には当たり前ですが、カフェインも非常に多く含まれますから、大量にお茶を飲むことは避けましょう。確実に不眠の原因を作ってしまいます。

 

カフェインの代謝には個人差がありますが、注意しておきたいのは以下の2点。

注意1. 夕方以降にはなるべく飲まない

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カフェインの半減期(体内での最高濃度が半分になる時間)は4時間~6時間程度ですから、夕方以降はなるべく飲まないように注意しましょう。

 

元スターバックスCEO・岩田松雄さんでさえ、「コーヒーは午後3時以降は寝られなくなるから飲まないようにしている」と語っています。カフェイン量で言えば、玉露はコーヒーの2倍近くありますから、なおさらです。

 

カフェインは15:00以降は飲まないなど、睡眠までカフェインを摂取しない時間を十分に設けるよう意識しましょう。

注意2:飲みすぎないように(5杯程度)に注意。

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カフェインの代謝には個人差がありますので、一概に杯数を決めることができませんが、飲めば飲むほど体内のカフェイン濃度が高まり、カフェインの効果を無効化するのに時間がかかります。

 

皆さん、コーヒーは夕方以降飲まなければ眠れると思っていませんか?でも実は午前中に何杯もコーヒーをのんだ場合は、午後まったくコーヒーを飲まないとしても確実に夜の睡眠に悪影響を与えてしまうのです。

 

「その日のカフェインは効果が蓄積する」ということを覚えておきましょう!

テアニンの抽出方法

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テアニンは低温(50℃~60℃)で溶け出す性質を持ち、80℃以上の熱湯では、渋みのあるカテキンが溶け出します。熱くて渋みのあるお茶が好みの方も多いでしょうからこの辺りは好みで決めましょう^^

 

でも、もし集中力向上効果を狙うなら、低温(50℃~60℃)でじっくりテアニンを抽出しましょう。前述しました通り、テアニンは甘み、旨み成分ですから、ホッとできる美味しいお茶が飲めますよ^^

まとめ

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いかがでしたか?

お茶は健康に良いというのは有名でも、勉強、仕事効率を高めてくれるなんてことは知らなかったのではないでしょうか?

 

現代人はどうしても、朝からコーヒーばかりで緑茶を飲むことが減ってきています。でも、こういった効果を知ってしまうと、たまにはお茶もいいかもなんて思ってしまいますよね^^

 

緑茶は飲まないって方でも、最近は抹茶もブームですから抹茶ラテなんかもテアニンたっぷりなのでいいかもです^^

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。是非、何か参考になれば幸いです^^