徹夜して勉強しているイメージ

おっしゃ!いっちょ睡眠時間を削って勉強するか!

ちょっと待って!睡眠時間を短くするなら、勉強効率が低下しないギリギリの「4時間半」にしてみましょう。

その理由知りたくないですか?

今回は、学習効果を落とさない「正しい睡眠時間」についてのお話。

 

どのように勉強は「記憶」されるのか?

パズルのイメージ

勉強の効率について考えるなら、まず、記憶のメカニズムについて簡単に理解しておきたいですね。そうすれば、アナタに必要な睡眠時間も自然と理解できてしまいます!

まず、私たちの 睡眠には「ノンレム睡眠(深い眠り)」と「レム睡眠(浅い眠り)」の2種類が存在する ことをご存知でしょうか?これらは2種類で1セットとなり1晩に4~5回繰り返されます。そして時間ごとに別々の働きが行われているのです。

 

  • ノンレム睡眠(深い眠り) … 疲労の回復
  • レム睡眠(浅い眠り)……….. 記憶の整理

睡眠グラフのイメージ

まず、ノンレム睡眠(深い眠り)の役目は「細胞の修復」です。 この眠りの段階では傷ついた細胞を修復し、疲労の回復が促されます。 眠りが深く夢はほとんど見ていません。呼吸や心拍も穏やかで、まさに「グッスリ眠っている」状態です。

そして、レム睡眠(浅い眠り)に入ると脳の働きが活発になり「記憶の整理」が行われます。ノンレム睡眠とは逆に、脳機能が高まり血圧の上昇や呼吸の乱れなどが見られます。夢を見やすいのもこの時間帯ですね。

 

さて、ここで注目していただきたいのが、時間の経過と共に深い眠りが序所に減り浅い眠りに移行している部分です。

記憶の整理

3時間経過したあたりから急に睡眠グラフが浅くなっていることに気づくかと思います。

これは、寝初めて最初の3時間は眠りが最も深い「カラダの修復が主な時間帯」なのに対し、それ以降の浅い眠りは「記憶の整理が主な時間帯」であることを示しています。つまり、 むやみに睡眠時間を削る場合、レム睡眠の回数が極端に減ることになりますから、当然記憶の定着率が低下してしまう 結果となるわけですね。

徹夜の勉強で「記憶率」が44%ダウン!?

図書館のイメージ

勉強にとって睡眠がどれだけ学習に影響するかはハーバード大学の研究でも明らかとなっています。

実験では、「①学習後に睡眠を取るグループ」と、「②学習後いっさい睡眠をとらないグループ」の2組に別け、学習後はテストまでの間に普段の生活(色々な刺激を受ける)に戻ってもらいます。そして記憶の回答率を比べたのです。結果は 睡眠を取らない場合、記憶の定着率が44%も低下してしまう ことがわかりました。

これは簡単に言えば   ①の睡眠をとった睡眠グループが100点なのに対し、②の睡眠を取らないグループは56点しか取れないということ になってしまいます。

 

過去の勉強法においては「睡眠は完全な悪」と決め付けられていており「4当5落(四時間の睡眠で合格するが、5時間も睡眠を貪れば落ちる)」が常識でした。しかし、現在は脳の記憶のメカニズムがある程度解明されており、十分な睡眠を確保するほど勉強効率が高まることがわかったのです。

事実、東大生は平均7時間前後の睡眠時間を確保している ようですしね。

「勉強時間を増やすために睡眠を削らなきゃ!」これは全くの逆効果!勉強したら気にせずグッスリ寝てしまいましょうね!

「勉強時間が足りない…」そんな時はどうする?

日の出のイメージ

とは言っても、帰宅が遅く、勉強するには時間を削るしかないという方も多いはず。そんな時、「快眠サロン水月」を主催する小林先生によると、「ノンレム睡眠(疲労の回復)の3時間プラス『記憶の定着に必要なレム睡眠を最低1サイクル(90分)』加えた合計4時間半睡眠をおこなってみましょう!」と伝えています。

それと、 時間が無い時こそ、勉強時間を 夜 ⇒ 朝 にシフトチェンジしてみることも重要ですよ!

事実、朝の学習効率は夜の最高4倍まで高まると言われており、成功者の多くが忙しい毎日の中にあっても大きな結果を残せるのも「朝効果」を利用しているから です!あなたも是非朝活を始めてみませんか?
>> 朝の勉強効果は最高で4倍!?世界のエリートが早起きする理由

まとめ

マジックペンのイメージ

いかがでしたでしょうか?

テストぎりぎりで徹夜したことがある方は多いですよね。でも、予習時には確実な問題もテストになると忘れている…なんてことが多くなかったですか?

それもそのはず。「エビングハウスの忘却曲線」によると、人は1時間で56%も忘却してしまうのですから。そりゃ大事な時に思い出せないのも無理ないか。
>> 最短で結果を出す!正しい勉強法は?

これからは「勉強と睡眠はセットで考える!」これ常識です!眠ければさっさと寝てしまうことも勉強のうちだったりするのですから。そう考えると少し気楽になりますね!

ではでは、最後まで呼んでいただき本当にありがとうございました^^