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「すっきり目覚めるためには90分の倍数で眠ると良い。」

 

こんなことを聞いたことはありませんか?

 

でも、残念ながらそれ、まったく根拠の無い嘘に過ぎませんよ。

眠りにはレム睡眠(浅い眠り)と、ノンレム睡眠(深い眠り)の2種類があり、レム睡眠(浅い眠り)で起きれば、すっきりと目覚められるのは事実です。しかし、この周期は人によって異なるので、無理に90分周期で起床していると身体を壊してしまう原因になりかねません。

ここでは、レム睡眠とノンレム睡眠の特徴を中心に、実際には何時間眠るのが良いのか、分かりやすく、4つのポイントにしぼり考えてみました^^

レム睡眠とは?

レム睡眠(REM)はRapid Eye Movement(急速眼球運動)から頭文字をとったもので、名前の通り、レム睡眠時にはキョロキョロと目が動いているのが特徴です。レム睡眠時は眠りが浅い状態のため少しの物音でも目覚めやすく、眠りが浅く感じるときはこのレム睡眠が多くなっているのです。

レム睡眠の特徴は以下のようなもの。

 

  • 脳が活発に活動していて夢を見やすい
  • 眠りが浅く目が覚めやすい
  • 複雑な夢を見て、それを覚えていやすい
  • 金縛りを発生させる可能性がある

 

レム睡眠中は、脳が活発に働くのですが、この時に記憶の整理、無駄な情報の削除などが行われます。ある学生を対象にした実験では、レム睡眠中に目覚めさせる頻度を増やすほど、記憶の定着が悪く、成績が悪くなることが分かっています。

ノンレム睡眠とは?

ノンレム睡眠は眠り始めの最初に入る深い眠りです。この眠りの途中で起こされると、とてもダルく、目覚めの悪さを感じます。

ノンレム睡眠の特徴は以下のようなもの。

  • 脳、身体共に活動量を低下させている。眼球も動かない
  • 成長ホルモンが大量に分泌され、身体を修復
  • 単純な夢を見る。このときの夢はすぐに忘れ覚えていない

 

ノンレム睡眠中は非常に深い眠りです。身体を修復するホルモンである「成長ホルモン」はこのノンレム睡眠中に大量に分泌されます。

6時間睡眠のウソ

4時間半睡眠、6時間睡眠睡眠など90分周期で起床するようにするとスムーズに起きられると聞いたことがある方も多いでしょう。これはレム睡眠、ノンレム睡眠は90分周期で入れ替わるためと言われています。忙しく、時間の無いサラリーマンの方の中には、実際に実践しておられる方も多いのでは?

 

しかし、この90分周期、実はただ平均を取ったものであって、そこに科学的根拠はありません。 

 

実際のところは80分の人もいれば、110分の人もいて、さらに、この周期は日中の疲労感も影響してくるので、全てを同じ型にはめて考えることはできません。

本来、110分周期の人が無理をして90分周期を実践してしまうと、脳やカラダはまだ休息が必要なのに起きなくてはならず、それは非常にストレスフルな状態ですよね。朝もダルく、身体の回復機能も低下させてしまうので病気になりやすく、疲れやすい身体になってしまいますから、これでは忙しい毎日を戦いきれません。

結局、何時間眠れば良いのか?

眠りの90分周期はデタラメで、実践していると身体を壊してしまうとお伝えしました。

 

「じゃー結局、何時間眠ればいいんの?」

 

そうですよね。

でも、結局のところ、その人によって眠りの周期が異なるため、なんとも言えません。

ただ、重要なのは、睡眠時間を枠にあてはめて考えないこと!
朝は大体これぐらいに起きられればいい!

そんな感じで、気軽に付き合っていきましょう。その中で、あなたに本当に必要な睡眠時間が見えてくると思います^^

 

「もっと早く正確に睡眠時間を知りたい!」

 

であれば、現在は睡眠中にスマホで眠りの周期を教えてくれるアプリや、腕時計のようなもので、レム睡眠(浅い眠)で起こしてくれるものもあるそうですよ!!

これについてはまた、実際に使ってみてレビューしていきますね^^