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朝おきて、奥さんから「ちょっと!アンタのいびき本当にうるさいんだけど!」なんて言われちゃったりしていませんか?

もしアナタが「いびきは仕方が無い、、」なんて思っているならそれは大間違い!

いびきは改善する んです!今回はイビキの原因と改善方法についてご紹介していきます。

 

「健康な人」はいびきをかかない!?

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「まさか、、ただのイビキでしょ?」そう思っていませんか?

しかし、本当に健康な人はイビキをかかないのが普通なのだと言います。

確かに、入眠してすぐは口呼吸が増える為、多少のイビキは発生するのですが、熟睡度が高まるにつれ次第に鼻呼吸に変わるので、音としては 小さな寝息 程度収まります。

健康的な睡眠は「死んだように静か」です。豪快なイビキは全く爆睡ではなかったんですね。

いびきの「音の正体」

Anatomy of woman while normal sleeping and have snoring. Illustration about health care and medical

では、なぜイビキは発生するのでしょうか?

左の画像がいびきの無い健康な状態です。空気が気道をスムーズに流れています。いっぽう、右の画像では空気が赤い矢印の部分(舌根の沈下)によりせき止められて空気がスムーズに流れていませんね。

イビキはこのように狭くなった気道を空気が粘膜を強引に押し広げながら通過するときの摩擦音で、組織が振動するために発生しているのです。
一般的にイビキは吸うとき時だけ音を発生させますが、ヒドイ症状になると往復で出るときも音を発生させますから、ここまで来ると相当な騒音となってきます。

いびきをかく6つの原因

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1. 疲れやストレスによる いびき

一般的ないびきの原因です。日々の疲労やストレスにより睡眠中に気道内の筋肉が弛緩するために発生します。

2. 酒または薬による いびき

アルコールにより呼吸筋がや舌が緩み沈下することで、気道が狭くなります。

3. 加齢による いびき

こちらも老化により、筋肉が緩むことで呼吸が狭くなることで起こります。大きな問題はありません。

4.肥満による いびき

咽頭壁に余分な脂肪がつき気道を狭くしている状態です。太っている人は必ずといって良いほどいびきをかきます。この状態で普段飲酒が習慣になっている人は頻繁に呼吸が停止しているかもしれません。危険な状態です。

5. 気道の構造的な いびき

極端に顎が細かったり、または鼻腔、咽頭、口腔内異常など、先天的または後天的な疾患によるいびきです。しっかりと専門医の診断を仰ぐ必要があります。

6. 隠れた病気による いびき

疲労やストレス、飲酒など特に原因は見当たらないが、毎晩ヒドイいびきをかいてしまう。こういった場合には水面下で内科的トラブルが発生していることも考えられます。医師が最も注意を向ける症状でもあります。自己判断に頼らず、まずは専門医に相談してみましょう。

「体が疲れやすい」はイビキが原因?

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普段をイビキをかきやすい人で、

「 最近、ひどい眠気に襲われる…  
「 最近、体が疲れやすい…  

こういった方は、もしかしたら睡眠中の いびき により睡眠の質が低下しているのかもしれません。信じられない事に、いびき をかく70%もの人が睡眠中に「 呼吸停止 」することがわかっています。

「俺のは普通のいびきだよ!」実はそんなことは言ってられないかもしれませんよ。

 

ではなぜ、睡眠時の 呼吸停止によって疲労が蓄積 してしまうのでしょうか?

通常、私たちの睡眠の深さはI~IV期の4段階に分かれており、3~4期の深い眠り(レム睡眠)に入ることで心身はリラックスし、日中の疲労の解消や傷ついた細胞のメンテナンスが行われます。しかし、睡眠中のヒドイ いびき により一瞬呼吸が停止すると、酸素を取り入れられなくなった脳は「 危険!」と判断し、覚醒して1~2期近い浅い眠り(ノンレム睡眠)に戻り酸素を取り入れようとします。

普段いびきをかきやすい人は、カラダのメンテナンスが行われる3~4期の深い眠りを得られないためなかなか疲労が取りきれません。

 

一般的に平均的睡眠時間(7時間)に10秒の呼吸停止状態が20回認められる場合、または1時間以内に5回発生する場合には「 睡眠時無呼吸症候群(SAS)」である可能性が高いといわれますが、普段、大きな いびき をかく人は予備軍でもあり、程度の差はあっても、睡眠の質が安定しないことには変わりがありません。

「睡眠時無呼吸症候群」生活面での症状は?

Desperate woman with head in hands, she is having an headache, depression and sadness concept

身体面への影響

「映画館でもすぐ寝てしまう…」「酒を飲めばすぐに寝てしまう」「運転中に記憶がなくなる…」など、ふだんから強い眠気が発生します。通常では信じられないですが、包丁を持ちながら寝てしまうといった意識を保てなくなるほどの強烈な眠気が起こります。

近年では運転中の大事故はこの睡眠時無呼吸症候群が非常に多いことが問題になっています。

>> チェルノブイリ原発事故も睡眠時無呼吸症候群が原因!?

知能面への影響

集中力や記憶力の低下し、頭を使った作業が億劫になります。

性格面への影響

やる気が低下し、イライラ感が増幅します。物事に投げやりになったり、周囲との協調性が保てなくなることも。

行動面への影響

息切れや疲労感がひどくなり、行動力が低下します。食欲の低下や言葉がハッキリしないことが多くなります。

無呼吸症候群で9年後の死亡率が40%上昇!?

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「 昨日まで元気だったのに、突然亡くなってしまった… 」

睡眠時の呼吸停止は日々着実にカラダにダメージを与えますから、あるとき急に命の糸が切れてしまうことも少なくありません。

 

脳卒中などの突然死は夜中に発生率がアップすることをご存知でしょうか?

我々が一日に消費する1500カロリーの多くは呼吸にあてられているのですが、呼吸とはそれだけ人体にとってエネルギーが必要な活動です。睡眠中にそんな狭くなった気道に空気を通すのは「 風船をストローで膨らませる 」ように大変な活動です。

 

このような状態が夜中に頻繁に起これば自律神経は常に緊張し、日々心臓や血管にダメージを与え続けます。そしてある時に、呼吸が停止し血圧が急上昇することで能動脈破裂…。日中元気だった人が夜中に急に亡くなってしまうにはこういった理由があったのですね。

 

働き盛りの40代~50代になると約2人に一人が内科的な疾患を抱えているというデータがありますが、これは”いびき”の発生年齢に比例する傾向があります。

 

< 「いびき」の発症年齢  >

  • 10代 ………. 10人に1人
  • 20代 ………. 5人に1人
  • 中高年 ……. 2人に1人

 

睡眠時無呼吸症候群の人の9年後の死亡率は40%上昇するという恐ろしい調査結果も報告されています。

10年、20年後の自身や家族のためにも「いびき」についてもっと意識を向ける必要がありそうですね。

いびきをかかない方法は?

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私生活で記憶が飛んだり、睡眠時に呼吸が停止しているといった症状がある場合にはすぐに専門病院で見てもらうことが一番ですが、特に大きな症状が無いのであれば家庭でイビキを改善することを考えても良いのではないでしょうか?

今回は帝京大学医学部教授である石塚 洋一先生がオススメする「 いびきストップ法 」をご紹介していきます。

1.横向き寝」でいびき対策!

イビキをかく人の睡眠姿勢の約60%は ” 仰向けなのだそうです。

最初にご紹介したように、舌の根元部分は喉まで続いています。舌根の沈下の影響を防ぐ1番の方法は横向きで寝ることです。

まずはタオルや座布団で横向き寝に丁度良い高さにに固定して睡眠をとってみましょう。

下のような「横向き寝 専用マクラ」なども販売していますからこういったものをチェックするのも良いかもしれませんね。

 

2.枕の高さをアップ」して熟睡度もアップ!

枕を高くしてカラダを少し立て気味にして寝てみるのもイビキには非常に有効です。

高くしすぎると、逆に首を曲げてしまいイビキが出やすくなってしまいますから、気持ちよく眠れる程度に調節してみると良いでしょう。

この状態で横向きで寝ればイビキはほぼ解消できてしまうのだといいます。

3.鼻の乾燥(ドライノーズ)を防ごう!

鼻の粘膜が乾燥すると空気がスムーズに流れなくなりイビキが発生することも。

鼻や咽頭は乾燥に弱いので空気が乾燥しやすい時期には部屋の湿度にも注意したいですね。

以下のような加湿効果のあるマスクなんかを利用してみるとよいでしょう!

 

4. 酒を減らしていびき解消!

人はお酒を飲めば誰でもイビキをかきやすくなります。

酒を飲むことで呼吸筋が緩んだり、咽頭が充血することで気道が狭くなってしまうからです。

アルコールには食欲を増進する効果もありますから、肥満体質の方には特に注意が必要ですね。

5.肥満を改善して、いびきを治そう!

肥満体質の場合、ほぼ全員がイビキをかいています。

暴飲暴食は気道の通り道を ”たるませる” 原因にもなるそうですから注意したいですね。

6.   鼻の粘膜を保護しよう!

市販されているイビキ対策薬を利用するのも非常に有効だと言います。

鼻から薬を噴射することで、粘膜が保湿され空気がスムーズに流れます。

 

7.新たなライフスタイルでイビキを治そう!

「 普段会社帰りに飲みに行くことが多い。」
「 どうしても大盛り飯でないと満足できない。」
「 仕事のストレスで不規則な生活になりがち。 」

こういった方はスポーツする習慣を身につきえたり、3食のうち、一食ぐらいは腹8分目にしてみたりと、徐々に健康的なライフスタイルにシフトしていくことも重要ですね^^

 

まとめ

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睡眠の質を高めるために睡眠サプリを飲んでみたり、寝具を変えてみたりしてみても普段大きないびきをかいているなら、その効果は半減以下です。

「翌朝スッキリ目覚めたい!」このような希望を叶える一番の方法は、自身の体調管理から入るのがベストなのではないでしょうか?

是非、家族のためにも意識していきたいですね。

ではでは、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました^^