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例えば、アナタが英単語学習をする際に、「なかなか覚えられない。」「過去、何度も挫折している。」

 

こういったことがあるのは、英単語を記憶することばかりに意識を集中していて、記憶が定着するメカニズムを理解していないからなのかもしれません。

 

英単語に限らず、本当に効率的に勉強を記憶するコツは「覚えようと苦労する」ことではなく、記憶のメカニズムに合わせて淡々と情報を脳に送ることだったのです。

 

今回は強引に記憶するのではなく、脳が学習内容を定着するメカニズムを元に、「英単語を効率よく記憶する方法」お伝えしていきます。

 記憶のメカニズム

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記憶には2つの種類があります。

まずは脳どのように英単語を記憶していくのか考えていきましょう。まず、記憶には一時的な記憶「短期記憶」と脳に定着した状態「長期記憶」の2つに別けられます。

 

短期記憶では、「今日は昼食に蕎麦を食べた」「さっきのおつりは30円だった」などといったように、時間が経過すれば自然と忘れていく一時的に保管された記憶です。

 

長期記憶は、「掛け算」や「自宅の住所」など、情報が脳にしっかりと定着し、いつでも引き出せる記憶状態です。

 

勉強に必要なのはいつでも引き出せる状態「長期記憶」です。

 

まず、英単語を覚え始めた際には、情報が短期記憶場所「海馬」にて、一時保管されます。その後、海馬は記憶の司令塔である「前頭葉」に同じ情報がないか、確認を取ります。そして今度はその前頭葉が長期記憶場所「側頭葉」に同じ情報がないかを確認し、側頭葉に存在せず、かつ重要な情報だと判断した場合にはその情報を側頭葉に写していくのです。

忘却のメカニズム

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脳の仕組み上、どうがんばっても英単語は忘れるんです。

アナタは「エビングハウスの忘却曲線」というものご存知でしょうか?これは現在の脳科学の定説であり、ドイツの心理学者へルマン・エビングハウスにより時間の経過によりどれだけ記憶を忘れていくかをグラフとして表したものです。コレによると、いくら英単語を書きまくり、脳に刻み込んでも1日でほとんど忘れてしまうことがわかります。

 

  • 20分後   ⇒42%を忘れる
  • 1時間後  ⇒56%を忘れる
  • 1日後         ⇒74%を忘れる
  • 1週間後  ⇒77%忘れる
  • 1ヵ月後   ⇒79%忘れる

 

この忘却のメカニズムは物覚えが悪い人もそうでない人もすべて同じ。テレビでの暗記の天才であってもなども収録語にはすっかり忘れてしまうと言われています。それでは、次からはこのエビング・ハウスの忘却曲線を元に効率的な英単語学習法を紹介していきましょう。

英単語の記憶法

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もう、ノートにひたすら書いたり、カードに書くような非効率な暗記はやめましょう。

英単語の記憶法というと、ひたすらノートに書きまくったり、カードに書いてパラパラめくったりといろいろなものがありますよね。しかし、「脳は記憶を忘れるように出来ている」のです。いくら長時間粘っても、1日経てばほとんど覚えていません。効率よく長期記憶化するには、覚えよう覚えようと方を肩ひじ張らず、ただ、情報を素早く大量に素早く流してあげるだけの方が学習効果がアップします。

英単語学習のポイントは以下の4点です。

ポイント1:素早く音読

学習は、インプットとアウトプットを行わない限り身につきません。

ノートにひたすら書き写す行為もインプット・アウトプットではありますが、これまでの忘却のメカニズムを考える限り時間をかけることは非効率です。素早く情報をインプット、アウトプットする方法は音読がベストです。(音読も決して楽ではありませんが…。)

 

もし、無機質に英単語を覚える場合には、単語帳、百式(著者:大田義洋)が参考になります。この百式は脳の記憶のメカニズムを利用した数少ない英単語記憶法はないでしょうか。

 

百式では、英単語⇒日本語が切れ目なくズラーと書かれているので、自分で200覚えると決めたら200単語をひたすら英単語⇒日本語を3回ずつ間髪空けず、まるで呪文のように音読し続け、200単語目にきたらまた1単語目に戻り20分間ひたすら音読し続けます。例えば↓のような感じです。

 

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↑これをまるで呪文のようにスピードを意識してひたすら音読するのです。

 

英語脳をつくりたいのであれば、英文を15分間~20分間で何度連続で音読できたかカウンター(数取り機)でカチカチ、日に日にスピードが上がることを意識しながらひたすら効果的です。

ポイント2:1時間以内にもう一度音読する

エビングハウスの忘却曲線で20分後には3割、1時間で半分以上忘れられてしまうことがわかりました。しかし、1日後には4分の3、それ以降は忘却曲線も緩やかになりあまり変化はみられません。

 

初めて勉強しだした事に関しては1時間以内にもう一度学習することで忘却曲線をより緩やかに忘れにくくすることができます。

ポイント3:1週間毎日音読する

音読は1週間毎日続けましょう。脳科学の分野では5日間ほどで記憶は定着し、1週間連続で行えば、より強く長期記憶に残すことが出来るようになると言われています。

 

忘却曲線で言えば毎日ジグザクに覚えては忘れ覚えては忘れを繰り返しますが、その忘れる幅は日追おうごとに右肩上がりに少なくなり、最終的にはジグザグがなだらかになっていきます。

 

最初はたどたどしく、スムーズな音読は出来ないかもしれませんが、3日目にもなれば、徐々に早く、4日目にもなれば猛烈なスピードで音読できるようになるはずです。

 

正確性も必要ではありますが、とにかく早く、大量に!猛烈なスピードで何度も何度も読みまくりましょう。

ポイント4:単語とイメージを結びつける

これまで、エビングハウスの忘却曲線をベースに暗記法を考えてきましたが、このエビングハウスの忘却曲線は「無意味な音節」を棒暗記した際のものをグラフ化したものです。

 

逆に言えば、意味のあるイメージと英単語を結びつければ、忘れずらくなるのです。

 

例えば、「Apple⇒リンゴの写真」のような感じです。しかし、renounce(放棄する)subjective(主観的な)など自分で映像化するのは困難ですよね?

現在は英語⇒映像化したアプリケーションも増えてきてきました。興味がある方はパソコン、スマホでの視覚型学習教材を探してみると良いかと思います。

過去、自分もいろいろと探しては着ましたが、レスポンスの遅さに嫌気がさし、結局、意味のある音節をひたすら音読する型にもどりましたが…。

学習はレム睡眠により定着する

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睡眠の質が低い人の学習効率が格段に低下します。

ハーバード大学のロバート・スティックゴールド博士は「学習した日に6時間以上の睡眠を取らなければ情報が記憶として定着しにくい」という研究結果を発表しています。

人間はレム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)約90分単位で繰り返します。ノンレムは脳もカラダも休んでおり、レム睡眠にはカラダは休んでいますが、脳は活発に活動しており、このレム睡眠時に情報の整理が行われていると言われています。

 

この時の眠りの質を低下させるような要因(騒音、アルコール、タバコ、照明、寝具など)により、睡眠サイクルが乱れ、学習の記憶が定着しずらくなります。

 

学習と睡眠はセットと考え、普段の睡眠にもきを配るようにしたいですね^^

まとめ

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いかがでしたか?

今回は英語を例に記憶のメカニズムなどをご紹介してきました。これは、英語でなくとも、全ての試験の学習に応用できるものです!

この記事がなにか参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!